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本質を表すもの

初めまして。アロマセラピスト、陰ヨガ講師の活動をしています、佐藤昌美です。
今回は、精油の選び方についてご紹介したいと思います。

アロマセラピーは、植物が持っている効能により、私たちの心身に様々に作用します。
今ではアロマセラピーに関する情報が本やネットから手に入るので、たくさんの人がアロマの科学をも勉強していると思いますし、 アロマの知識を今から知りたいという方もいると思います。
 

本質を表すもの

スタートである「春」の季節から「初夏」へ移り変わるこの時期は、環境の変化を経験し、心身のバランスが崩れやすい時期でもあります。
そんな時には、アロマの効能から選ばずに、ご自身の身体が求める精油、お好きな香りの精油を選んでみるのも一つの方法です。
精油を選ぶ時は、目を瞑って…ヨガをしている時のように一度息を深く吐き出して…香りを鼻から深く吸い込んでみてください。
目を開けている時には気付かなかった香りの奥行きや広がりを感じたり、身体に染み込み心地よいと思ったりするかもしれません。
その時の気分や体調により精油の好みは変わるものなので、その時々で、すーっと心身に馴染む精油を見つけてみてください。

精油(エッセンシャルオイル)の意味は、「本質を表すもの」または「最も大切な要素」です。
ピュアな香りは、「考える脳」ではなく「本能」に直接届いて、自分自身が本質的に必要としているものを選ぶように促してくれます。
例えば、今の私に必要な精油はペパーミントでした。
すっきりとした香りが呼吸と意識をクリアにしてくれるエッセンシャルオイルで、室内に芳香するだけでも心地よさを感じられます。
心身に停滞している熱を冷まし、「気」の流れを促してくれます。
ペパーミントを選んだ私の心と身体は、今、クリアな状態で夏へ進むことを求めているのでしょう。
これから訪れる憂鬱な梅雨の時期に室内の消臭や浄化として、ペパーミントと同じく滞った「気」を流す、レモンと合わせて芳香浴をすることもオススメです。

アロマセラピーも陰ヨガも、奥深いところまで伝わる世界。
アロマセラピーを日常に取り入れて、心身の感覚を大切に養って行きたいと思います。

佐藤昌美(さとう・まさみ)

aroma relaxation & yoga Ly-s主宰

  • 大分県在住。
  • ホリスティックな考えに基づいた心身のケアをテーマに、
  • 陰ヨガとアロマセラピーを中心に活動。
  • 自然豊かな環境に位置する自宅にてアロマトリートメントとヨガ教室を開催。
  • アロマセラピスト&ヨガインストラクターとして、
  • 植物の力とヨガを日常に取り入れながらのライフスタイルを送っている。
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  • HP『Ly-s ~リイス~』:http://aozoratowatasi.jimdo.com/