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2015年12月の陰ヨガ:冷えを改善する陰ヨガ

Junostyleでは、毎月テーマに沿って陰ヨガをご紹介しています。
「今月の陰ヨガ」12月のテーマは、「冷えを改善する陰ヨガ」です。

陰ヨガ:「股関節の柔軟性を高める陰ヨガ」
経絡シリーズ:「冷えを改善する陰ヨガ」


冷えの改善と股関節の柔軟性

11月のコラム「体を温める」でも書いたように「冷えは万病のもと」です。だから、体が冷えないようにすることは、寒い季節の大切な養生のひとつです。冷えに対しては、経絡ラインを意識し腎の働き(特に、腎陽)の向上を計ることができますが、経絡理論からだけではなく、体全体の気血の巡りを考えることも、陰ヨガの力を発揮することができるでしょう。
人体の陰陽は、上半身が「陽」、下半身が「陰」とされます。陰ヨガは、主に下半身をフォーカスして、その陰のグラウンディングするエネルギーを捉えます。従って、陰のエネルギーの質をもつ陰ヨガは、重たく、沈むようなポーズの取り方を行います。
上半身は、四肢を伸ばし、肩や肩甲骨、胸を大きく開き、軽い感覚を持つことが大切な部位です。木々が太陽に向かって枝を伸ばすように、手を高く天に伸ばしていくイメージです。その上下の体の中には、気が絶え間なく巡っています。上半身から下半身へ流れる陽の気、下半身か上半身へ上る陰の気があるからこそ巡りが起きます。その巡りの通り道が股関節です。この股関節が滞っていると上半身と下半身の巡りが上手く流れません。
全身の冷えを解消するには、この体全体の巡りにも注力する必要があるでしょう。皆さんの股関節の柔軟性はどうでしょうか。少し硬いなと思ったら、是非、Junostyleで陰ヨガをトライしてみませんか?本格的な冬が来る前に、巡りのある冷えに強い健康的なからだ作りをしませんか。


渡辺純子

株式会社ジュノスタイル代表取締役。陰(いん)ヨガ指導者。
Junostyle~自分らしい自然なライフスタイルを探す旅~というコンセプトのもと、陰ヨガ、アロマセラピー、食を通して「陰(いん)のあるライフスタイル」を提案。
とくに、女性のライフスタイルのバランスを追求し、日本全国やアジアで陰ヨガのワークショップを行っている。講師養成にも積極的に取り組んでいる。
現在、シンガポール在住。全米ヨガアライアンス認定講師・英国IFA認定アロマセラピスト。
渡辺純子のブログ:https://junostyle.jp/ownerblog/