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陰ヨガで心身をゆるめる

こんにちは。
ジュノスタイルの若林純子です。

新潟日報カルチャースクール〈メディアシップ校〉にて、「ゆるめるヨガ 陰ヨガ」というテーマでワークショップを行うことになりました。Junostyle以外では、新潟でヨガを教えるのは初仕事となります。

陰ヨガ(またはヨガそのもの)が始めての方向けに設定した講座ですから、陰ヨガをご紹介するという目的でテーマを決めました。開催日時などの詳細は、こちらをご覧頂きたいのですが、このコラムでは、テーマに対してじっくり思うところを綴っていきたいなと思います。自分自身の陰ヨガ人生を振り返る場面もあるかなと思っていますが、お楽しみに。

全3回の講座の枠を持たせて頂いたので、同じテーマをするのではなく、陰ヨガを出来るだけ広い角度から体験できる構成にしました。

テーマは、次の3つです。
・心身を緩める
・呼吸を整える
・気血を巡らす

陰ヨガの指導を開始してから15年になりました。最初の時に感じていた陰ヨガと今の陰ヨガでは、私自身の理解度や向き合い方が変わりました。それは、身体が馴染んできたこともありますが、陰陽理論や中医学、易学、瞑想の知識と実践、それに人生経験が増えたことが大きいと思います。

同じ「陰」を語るにしても、20代なのか、30代なのか、40代なのかによって感じ方や捉え方が違いますし、これから迎える50代以降にはまた見えてくる世界も変わってくると思うのです。ヨガは、自分を見つめるための旅です。それは、きっと終わることのない旅でしょう。
ちなみに、「陰」とは、地のエネルギーを指し、受け入れ、委ねる、従順さを表現しています。また、静寂、静止、鎮静、ゆっくりとした様を表します。自分自身の土台や中心にかえるという示唆も含んでいます。陰ヨガは、自分自身の在り方や生き方を問いかける奥深いヨガでもあります。

ヨガは、それぞれの個人がアーサナ(ポーズ)を自分でやってみて、自分の身体で体験をすることから始まります。目に見えて(心は目に見えないので、分かりにくい!)、実感がしやすい身体から体験をスタートすることは、自分を知るための旅をスムーズにスタートしてくれます。ただし、一つだけ条件があります。特に、「陰」を体現する陰ヨガではとても大事なポイントです。

それは、“ゆるむこと”

ガチガチに力が入っていたら、身体を感じるセンサーが上手に働かないからです。肩こりをしていたら血流が流れないように、“ゆるむ”を実践しないと“感じる“が起こらないのです。ゆるもうとする努力だけでも違います。身体をゆるませれば、気持ちもゆるみます。気持ちがホッとしたら、身体もゆるみます。心と身体をひとつにゆるめていくことが、陰ヨガの始まりです。

ワンデー講座「ゆるめるヨガ 陰ヨガ」では、まずは“心身をゆるめる”ことから実践していきます。年齢や体力を問わず、初心者さんでもどなたでもご参加頂けます。
皆様のご参加をお待ちしています。

  • *Junostyleは、全米ヨガアライアンス認定スクールです。RYT200とRYT500の両資格の取得が可能であり、ヨガから瞑想までトータルで学べるヨガスクールです。特に、陰ヨガがメインとなりますが、ヨガを通して精神や心の質を高めることに注力しています。(詳細は>>>こちら
  • *過去のワークショップを一定期間視聴できます。見逃した方、まとめて学習やプラクティスをしたい方におすすめです。詳細等は、オンデマンド〈見逃し配信〉をご覧ください。

若林純子

株式会社ジュノスタイル代表取締役。陰(いん)ヨガ指導者。
Junostyle~自分らしい自然なライフスタイルを探す旅~というコンセプトのもと、陰ヨガ、アロマセラピー、食を通して「陰(いん)のあるライフスタイル」を提案。
とくに、女性のライフスタイルのバランスを追求し、日本全国やアジアで陰ヨガのワークショップを行っている。講師養成にも積極的に取り組んでいる。
全米ヨガアライアンス認定講師・英国IFA認定アロマセラピスト。
若林純子のブログ:https://junostyle.jp/ownerblog/